p-e net 方法論 発音矯正 →語彙増強 ヒアリング・スピーキング力作り

英語は独学に限る


発行/主婦の友社 著/遠藤尚雄

 

日本人ほど英語学習意欲の高い国民はないでしょう。

にもかかわらず、英語の上達者が少ないのはなんとも皮肉な現実です。

私の推定ですが、使いものになる程度の英語力を持つ人(私はこれを「英語脳」を持つ人と呼んでいます)は、

日本では4万人程度かと思います。 日本の総人口の0.04%弱。

 

学習熱が高いのに、なぜこんな状態なのでしょうか。
日本語から英語への言語的なギャップが大きいことは確かですが、真の理由は別にあります。

学習方法が間違っていたり、効果がない方法を平気で続けていたりする人が多いからです。

これでは努力と時間をドブにすてるようなもの。

よく見かける間違った学習法というのは、たとえば次のようなものです。
あなたの学習法がそうでないことを、私は祈るのですが......。

 

(1)何を言っているのかよくわからないのに、ラジオのFENやテレビのCNNニュースをやたらに聞いたり、英語だけの映画を見たりする。

(2)いつかわかるようになると信じて、英語のテイプだけを浴びるように聞きまくっている。

(3)漫然と英語学校に通っている。

(4)海外に住みさえすれば英語が上手になると思い込んで、海外留学やホーム・ステイを計画している。

 

本書に詳しく書きましたが、(1)や(2)のように、よく聞いてもわからないものをいくら浴びるようにたくさん聞いてもわかるようにはなりません。

また(3)の場合では、英語学校も何人かのグループで授業をするような場合は、受身の授業だけで終ってしまい、学習の進行度も他の人のペースに合わさなくてはならないので効率が悪い。

英語学校でも、ネイティヴと1対1の完全個人授業だと効果はあるでしょうが、費用がかかる。

(4)のように海外へ行って勉強することはそれ以上に費用がかかるが、海外に何年住んでもショッピング程度の英語しか身に付かないということは珍しくありません。

 

英語の力を付けるということ、すなわち「英語脳」を持つということは、新聞を読んだりニュースを聞いたり、自分の考えを相手にぶっつけて対等に議論できるくらいの大人の英語力を付けることを意味しています。

これは大金を出さなくても、海外に行かず日本にいても習得できるのです。

いやむしろ、学習方法さえ間違わなければ、英語は独学に限るといってよいでしょう。

しかも、目的まで最短距離で時間をかけずに行く、効率のよい独学法があります。

名付けて「遠藤式・英語独学法」。

 

私はビジネスマン時代、独学で研鑚した英語力を生かしてファナックの海外進出のパイオニアとして尽力し、GEとの合弁会社など10社の社長としても海外で多くの仕事をしてきました。

現在はその経験を生かし、ファナックや富士通、本田技研などで社員の英語教育を手がけています。

一人でも多くの英語の達者な国際ビジネスマンが育ってくれることが願いです。

もちろん企業人だけでなく個人レヴェルでも英語教育の水準を上げることを目指しています。

英語を第二公用語にしないと、わが国民の将来はありません。

 

思えば、私が英語を勉強し始めた頃は、今のようにカセット・テイプもヴィディオ・テイプもなく、CNNニュースもありませんでした。

当然パソコンは存在せず、電子辞書、CD-ROMもなし。

しかし、現在は IT革命の進行とともに、英語学習の分野でも革命的変化が起こっています。

こうした技術革新の恩恵をうまく活用しながら、もっとも効率の高い英語独習法をこれから伝授したいと思います。

この本は「私の英語独学歴」と「英語脳への極意」の2部構成になっています。

 

「私の英語独学歴」では私が英語をどのようにして身に付けていったか、

またそれがどのようにビジネスで役立ったかをまとめました。

もし自慢話みたいに思われるところがあるとすれば、本の趣旨に免じてご容赦ください。

「英語脳への極意」では英語習得のためのポイントを列挙しました。

ぱらぱらとめくってどこから読んでいただいても、要点はつかめるように構成してあります。

 

なお、本書では英語由来の外来語のカタカナ表記が世間一般の表記とはいささか異なります。

その理由は本書の中で説明してありますが、実はこれも英語独学法の重要なポイントの一つなのであります。

 

2001年 4月

遠藤 尚雄

Endo Method 方法論に関する資料(必ずお読みください)

●なぜ英語が聴けないのか、話せないのか?

●誰でも必ずものにできる英語勉強法

●教材サンプル・ムーヴィー



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